敬愛する金正恩総書記は2014年4月のある日、竣工(しゅんこう)を控えた松涛園国際少年団野営所(江原道)の屋内水泳場を訪れた。
屋内水泳場で貴重な教示を与えた金正恩総書記は、ガラスになっている出入り門をしばらくの間眺めた。
出入り門は、澄んだ一枚張りのガラスになっているので、見ただけでもすっきりとした。
幹部たちがいくら注意深く見ても、出入り門にはこれといった欠点がないようであった。
やがて金正恩総書記は、出入り門を指しながら、水泳場とホール間をガラスで塞いでおき、何の標識もしておかなかったが、子どもたちがガラスで塞いでおいたのを気づかずに突き当たれば額にこぶが生じる恐れがあると述べた。
それを聞いて幹部たちは、楽しみに駆られて笑いさざめきながらこの門を出入りするようになる子どもたちの童心までは考慮できなかったということを悟るようになった。
その幹部たちを見ながら金正恩総書記は、自ら出入り門に図形を描いて見せながらガラスに装飾を施して子どもたちがガラスに突き当たらないようにすべきだと親しく言い聞かせた。
子どもたちに立派な野営所を与え、小さな欠点もないよう肉親の気持ちで細心に気遣う金正恩総書記を仰ぎながら幹部たちは、感激を禁じ得なかった。---
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