味噌がめから察してみた大豆栽培の状況

偉大な領袖金日成主席は1959年3月のある日、咸鏡北道吉州郡のある農場を訪れた。

丁重にあいさつする農場の活動家たちの手を親しく取ってやった金日成主席は、農民たちの住宅から行ってみようと述べ、ある家の前に至った。

自ら戸を開けて台所に入った主席は、ずらりと並んでいるかめを見て、家主に味噌がめはどれかと尋ねた。

家主が指し示したかめのふたを自ら開けて中を注意深く見ていた金日成主席は、かめをななめに傾けてもっとじっくりとのぞき込んだ。

かめの中には味噌が少ししかなかったのである。

味噌がめから農場の大豆栽培の状況を察してみた金日成主席は、続けて管理委員会の事務室に来て協議会を開いた。

会議でヘクタール当たりの大豆収量を高めるための新しい目標を立てた金日成主席は、播種の時、種子の処理から種をまく間隔、堆肥の問題に至るまで大豆栽培の方法をいちいち教えた。---

www.kcna.kp (2025.04.18.)