1962年1月のある日、偉大な領袖金日成主席は黄海南道安岳郡のある組合(当時)を訪れた。
金日成主席は、農民たちと談話する過程に農場で穀物の生産量が低下している原因が農業に切実に必要な水の問題を正しく解決できなかったところにあることを知った。
当時、組合は毎年、渇水期には水が不足し、また雨期には洪水になって穀物が被害を受けていた。
このような状況を把握した金日成主席は、農業は天が営むのではなく、人が営むことだ、ついさっき来ながら見たがトリョン川の水を利用すれば干害をいくらでも克服することができそうだ、今、トリョン川は無駄に流れているがここに数台の揚水機を設けて水を汲み上げれば干害をいくらでも防ぐことができると教えた。
そして、組合が干ばつや梅雨による被害を克服するための工事を行えば今よりほとんど2倍の収量を上げることになるから、農業を立派に営んで秋に豊作をもたらしてみろと言った。
その後、組合は金日成主席が教えた通りに干ばつと梅雨による被害を克服するための工事を行って穀物生産で前例のない成果を収めた。---
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