金徳訓総理が人民経済の複数の部門を視察

【平壌6月6日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長である金徳訓内閣総理(朝鮮労働党政治局常務委員)が、人民経済の複数の部門を視察した。

金徳訓総理は、党中央委員会第8期第7回総会の決定を多収穫の誇らしい成果で支えていくという農業勤労者の熱意で沸き立つ平安南道の安州市、大同郡、平原郡、粛川郡、平安北道の雲田郡、郭山郡、宣川郡など多くの地域の農場を訪れて当面の営農実態を具体的に調べ、今年の穀物生産計画遂行のための方途的問題に言及した。

党決定実行の成果いかんが活動家の責任感と役割にかかっていると強調しながら金徳訓総理は、田植えを基本的に終えたことに応じて植えた苗に対する栄養管理を地域の特性に即して科学技術的によく行うことについて指摘した。

小麦、大麦をはじめとする表作作物の収穫時期が近づくことに合わせて肥培管理により手間をかけ、収穫の準備を抜かりなく整えるとともに穀物の保管と乾燥能力を高めるための技術的対策を先を見通して伴わせなければならないと強調した。

南興青年化学連合企業所(平安南道)で金徳訓総理は、活動家と労働者が今年の穀物生産目標の達成において受け持っている任務の重要性を自覚し、増産運動を力強く展開して各農場により多くの肥料を供給することについて述べた。

金徳訓総理は、大安親善ガラス工場(南浦市)と大安重機連合企業所(同)を見て回りながら、製品の質を絶えず向上させ、いろいろな機能性ガラスをより多く生産するための技術革新に力を入れることと、特注設備の生産を促し、経営活動を科学的に行うことについて指摘した。

現地で行われた各協議会では、各級農業指導機関で災害性異常気象の状況の下でも安定した多収穫を上げることのできる科学的な営農方法を実情に合わせて導入し、実務的対策を適時に立てる問題、工場と企業で改修・近代化活動を計画的に、頑強に推し進める問題などが討議された。---

www.kcna.kp (2023.06.06.)