【平壌11月20日発朝鮮中央通信】敬愛する
演説の全文は、次の通り。
同志の皆さん!
今日から280余日前にわれわれはこの場で、保健医療革命の将来を共に構想しました。
着工式が昨日のことのように思われるのに、今われわれはもう竣工式を行っています。
地方発展政策実行の2番目の竣工シーズンを告げるときであると同時に、近代的な地方の病院の初の実体と向き合う瞬間です。
驚異的なわれわれの時代を堂々と代表すると言える変化が、われわれ自身も驚くほどこのように早く到来しました。
着工の当年に竣工を宣言するのがわれわれの理想通りに進む標準速度であり、これは全国の実質的な中興が加速化していることを示すのに十分だと思います。
これがまさにわれわれの胆力であり、われわれが引き続き高揚の中で達成しようと思う変革と前進の速度、朝鮮の速度です。
誇らしいわが建設史においても建築工程が複雑なこのような保健医療施設をこれほど短期間に建設した実例はないと思います。
単に変化し発展するばかりでなく、願い、思い描いていた以上に早いうちにわれわれの抱負を実現できるだろうということを今日の竣工式が物語っています 。
今年は江東郡の発展沿革に記録されるべき変革の年です。
近代的な地方工業工場が打ち建てられ、複合的な要素で構成された総合奉仕所の隣に非の打ち所のない郡病院が共に立ち上がりました。
同志の皆さん!
地方人民に美しくて躍動する生活を与えようとするわれわれの闘争は、今、全面的かつ本格的な段階に入っています。
変遷からより大きな変遷へと踏み出していくこの急速な歩みは、全国が変わり興る遠大な理想へと必ず行き着くものと確信します。
強力なわれわれの意志と自信、われわれの能力と実践がこれを証明するでしょう。
常に誇り高い近衛英雄建設部隊の将兵諸君!
人民のための変革の旗印となって、わが党の真実の誠意が愛する江東郡の住民に遺憾なく行き届くようにした皆さんの英雄的な創造気概と惜しみない献身に心から謝意を表します。
併せて、責任ある努力と誠実な参与で、今日の竣工に寄与した関連部門の幹部と勤労者にもあいさつを送ります。
同志の皆さん!
立派な病院がもう一つ建設されたのもうれしいことですが、それがほかならぬ地方人民の健康と文化的な生活に寄与するようになったことがよりうれしく、感無量です。
地方の病院の既存観念を完全に変えたこの病院は、建設過程も教本的でしたが、運営過程も地方保健医療の発展の優れた手本となるでしょう。
私は、このように立派に整えられた病院で働くようになる医療従事者が誰よりも高鳴っているはずの心に真心を込め、いつも肉親の関心と慈愛で患者に接し、高い医術で彼らの健康を守ることを期待しています。
ここの医療従事者に、この病院と共に貴重な郡内の人民の健康を託します。
これから10日後には、2025年の最後の月が始まります。
今日についで亀城市病院と竜岡郡病院、元山葛麻海岸観光地区の応急治療所まで竣工すれば、平壌総合病院を含めて今年に合わせて六つの近代的な医療施設が生まれるわけですが、これを指して本当の変革だと自負することができます。
われわれの闘争の真の目的が刻まれており、それに一番近付かせる保健医療革命の貴い成果によって、われわれは2025年を驚異的な変革の年として堂々と言えるようになりました。
同志の皆さん!
初の段階の結実は実に立派なものですが、人民の健康増進のための事業では満足というものはあり得ません。
この江東病院はわれわれが多くの構想とより高い目標を持つようにしました。
革命的な決行によって全国の人民に恩恵を与えられる朝鮮式の保健医療近代化に向けて一層果敢に進もうというのがわが党の決心です。
保健医療の近代化はすなわち、祖国の百年の大計であり、社会主義のわが国家の明るい未来です。
祖国と人民のための偉大な革命の開拓者らしく、燃えたぎる熱情と気迫をもって今一度出発しましょう。
地方の飛躍を成し遂げ、興隆と文明がわれわれの生活の中に宿る日は必ずやってきます。
国の至る所で平安と笑い声、幸福と友愛が満ち溢れる美しい明日のために一層力強く闘っていきましょう。
愛する江東郡の住民の皆さん!
皆さんの健康と幸福をお祈りします。---
www.kcna.kp (2025.11.20.)