【平壌10月31日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が10月30日、完工段階に至った江東郡病院を視察した。
朝鮮労働党中央委員会の趙甬元書記が同行した。
金正恩総書記は、地下駐車場と病室、手術室、医師室をはじめ病院の各所を見て回り、施工状況を具体的に確認した。
金正恩総書記は、病院の全般的な施工が高い質的水準で完成したことに合わせて11月中に医療設備を組み立て、展開するための作業を責任を持って行うことを指示し、病院の運営準備のための諸般の課題を示した。
金正恩総書記は、江東郡病院の建設での立派な経験と模範的な創造気風を各級地方建設単位に早急に普及し、全国的範囲における本格的な保健医療近代化計画を最上の質的水準で力強く展開することに言及した。
金正恩総書記は、先端医療技術と建築技術の総合体である病院の建築は、どの建設対象よりも高い機能性と専門性を求める領域であるため、保健医療振興の膨大な計画を将来を見通して科学的に加速化するには、これを担当、遂行できるように地方の建設陣を強化する問題を先決的に解決しなければならないと述べた。
金正恩総書記は、千万の国事の中でも全ての公民の生命安全と健康増進を図るのは当然、優先させるべき重大な国事である、したがって保健医療革命を目指すわが党の政策は絶えず拡大、深化されなければならないと強調した。
金正恩総書記は、これからわれわれが達成すべき保健医療分野の現代化計画の重要目標は、毎年間違いなく20の市・郡にこのような近代的な病院を建設することであるとし、国の保健医療施設建設陣を拡大する決定的な対策を講じなければならないと述べた。
金正恩総書記は、今後招集される党中央委員会総会は平壌市の各区域にもこのような近代的な病院を設立する問題を検討することになると明らかにした。
金正恩総書記は、病院の建設で総合病院、専門病院など等級別、部類別に応じた病院の設計を建築学的に、保健衛生学的に規格化、最良化、最適化する問題、全国的範囲で医療サービス機関を稠密に配置することに合わせて各種の物質的保障条件を先を見通して見積もる問題、現在の国家的な保健医療分野の専門家養成システムの立ち遅れと不合理性を指摘しながら、医学分野での専門家養成問題を見直し、現実的かつ中身のある強力な対策を立てて正す問題をはじめ、保健医療革命の拡大・発展のための一連の重要課題を示した。
金正恩総書記は、今年の地方振興のための闘いで保健医療部門の発展の皮切りとなった江東郡病院の建設がいつの間にか成功裏に実を結ぶ時刻が近づいたと述べ、その年の着工がその年の竣工へつながる今日の現実こそ、わが党政策の正当性と生命力のはっきりした証明であると同時に、社会主義朝鮮の非常な前進速度を示す縮図であると語った。
金正恩総書記は、病院の竣工に関する課題を手配した。---
www.kcna.kp (2025.10.31.)