【平壌１１月２１日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第９回大会を偉大な勝利と栄光の大会として迎えるための全人民の力強い進軍の気概が全国を震撼させる中、江原道が党に決意した水力発電所の建設を締めくくる意義深い竣工（しゅんこう）の慶事を迎えた。

伊川、文川、洗浦、平康、高城の各軍民発電所に次いで完工した淮陽軍民発電所は、敬愛する金正恩総書記が中小型水力発電所の建設を引き続き力強く進めることについて与えた綱領的課題を心に受け止めて江原道が地域の経済発展と人民の物質・文化生活の向上のために必ず建設すべき重点課題とし、総力をあげてきた六つの水力発電所のうち最後の建設対象である。

国家経済発展５カ年計画の期間に道が予見したもう一つの動力拠点の建設が完了することで江原道は、地方発展の時代とともに繁栄の新しい歴史を誇り高く記していける強固な土台と自らの力でより潤いのある生活を開拓していける発展潜在力を一層強化できるようになった。

淮陽軍民発電所の竣工式が１１月２０日、盛大に行われた。

竣工式場は、自分の力に対する確信を抱いて自分の手で興隆の高貴な富を打ち建てた江原道の人民の大いなる誇りと自負によって沸き返った。

朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が竣工式に出席した。

金正恩総書記が竣工式場に到着すると、嵐のような「万歳！」の歓呼の声が上がり、天地を揺るがした。

全ての参加者は、山中の発電所にまで自ら訪れ、大いなる愛と無上の栄光を与える金正恩総書記を感激の中で仰ぎながら熱狂的な歓呼の声を引き続き上げた。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員をはじめとする党と政府の指導幹部と朝鮮労働党の各道委員会の責任書記、各道人民委員長、江原道と淮陽郡の活動家、勤労者、軍民建設者、発電所の従業員が竣工式に参加した。

朝鮮民主主義人民共和国の国歌が奏楽された。

江原道人民委員会の朱文進委員長が、竣工の辞を述べた。

演説者は、朝鮮労働党の自存、自立の革命思想を絶対的な真理として体質化した江原道の人民がもう一つの誇らしい建造物を打ち建て、党中央に忠誠の報告、勝利の報告をささげる栄光の時刻を迎えたとし、道の自らの力で六つの発電所を同時に建設するということは既存の観念と常識を超越する力に余り、膨大な大自然改造事業であるため、立ちはだかる困難も少なくなかったが、党中央の信頼と指導があったがゆえに、道内の党員と勤労者は信念と勇気に満ちて相次ぐ大建設の英雄的闘争記をつづってくることができたと述べた。

また、敬愛する金正恩総書記が、江原道が自力で生きていくべきだという党の意図を実現する上で模範を創造するように後押ししなければならないとし、提起される全ての問題をいちいち解決して発電所の建設を力強く推し進めるよう細心に導いたことに言及した。

そして、淮陽軍民発電所をはじめ道の各所に建てられた発電所は金正恩総書記の革命思想の高貴な凝結体であり、江原道の人民への絶対的な信頼と精力的な指導がもたらした新時代の誇らしい記念碑であると強調した。

演説者は、党中央の思想と指導に忠実に従って第９回党大会が示す社会主義建設の新しい段階の課題を実行する誇らしい闘いにおいても江原道が先頭に立っていくという固い決意を表明した。

敬愛する金正恩総書記が意義深い演説を行った。

金正恩総書記は、歴史に必ず勝利の年として記されるべき２０２５年を立派に締めくくるために全国が沸き立っている時期に淮陽軍民発電所が竣工したのは本当に喜ばしいことであるとし、軍隊と人民が力を合わせて祖国を守り抜いた歴史の跡がはっきりと印されている江原道の随所に立ち上がった発電所は、血をもって守り抜いたこの貴重な生活の場をより強固に、美しく作り変えようとする軍民の心が共に積み上げた社会主義信念の砦であると述べた。

金正恩総書記は、未来のために、次世代のために、これが時代と歴史が江原道の発電所に刻む題名であるとし、果敢かつ絶え間ない闘争で自生自活のしっかりした動力拠点を建設して、次世代もその恩恵をこうむる貴重な財産をわが党の第９回大会に贈ることになった江原道の人民と人民軍将兵に党中央委員会の名において深い感謝を送った。

金正恩総書記は、挑戦に打ち勝ち、変革の歴史を創造した江原道の人民の不屈の精神力とやると言えば必ずやり遂げる強靭な気質と気概を偉大な江原道精神であると呼び、頼もしい自然の征服者、われわれの時代の奇跡の主人公を今一度激励し、日ごとに変貌し繁栄する江原道の新しい姿と人民のより幸せな生活を心から祈った。

金正恩総書記が演説を終えると、全ての参加者は江原道の人民の生と闘争を時代の絶頂に最も誉れ高く押し立てる人民の偉大な慈父を仰いで限りない感謝のあいさつをささげながらとどろく熱狂的な歓呼の声を上げた。

金正恩総書記が竣工のテープカットを行った。

自力更生の荘厳な進軍道程に末永く輝く不滅のシーンが繰り広げられた竣工式場に花火が打ち上げられ、数多くのゴム風船が飛び立って１１月の空を美しく飾った。

金正恩総書記は、発電所の建設で赫々たる勤労の偉勲を立てた活動家と功労者に会って一人一人手を握り、彼らの努力と献身を高く評価した。

金正恩総書記は続けて、発電所の沿革紹介室と制御室、発電機室などを見て回りながら実態を確かめた。

金正恩総書記は、江原道が淮陽軍民発電所を含んで六つの水力発電所の建設を党に決意した通りに党中央委員会第８期の期間内に全て完工したのは、わが党の路線と政策の正当性に対する絶対不変の信念を刻み付け、ひたすら党に従って自力の道に沿って屈することなく進もうとする江原道人民の不屈の意志の発現であると述べた。

金正恩総書記は、江原道の人民こそ自力更生だけが生きる道であり、自力自強を原動力として捉えていくとき、不可能なことはないというわが党政策の生命力を自分らの堅実な愛国忠義の念と頑強な努力をもって実証していくわれわれの時代の開拓精神の持ち主、典型であるとし、困難な道も屈することなく歩み続けて決着をつける江原道の人々の闘争気風を全国が見習わなければならないと述べた。

金正恩総書記は、われわれが立ちはだかる試練と困難を恐れることなく膨大な闘争課題をしっかり担って当代の誇らしい現実に転換させていくとき、それがすなわち国家の発展過程となり、わが人民と次世代の幸せな明日になるであろうとし、偉大なわが国家の連綿たる隆盛と人民の福利のために時代と革命が付与した全国振興の歴史的使命の遂行に一層奮闘していかなければならないと強調した。

金正恩総書記は、雄健にそびえた発電所のダムを俯瞰（ふかん）しながら、軍民大団結の威力が本当に大したものである、江原道の人民の闘争史にもう一つの立派なページを記した記念碑的建造物は党に従って全面的国家繁栄の時代、地方変革の新しい転機を開いていくわが世代の愛国勲功を末永く伝えるようになるであろうと述べた。

金正恩総書記は、江原道が自らの力で打ち建てた六つの水力発電所の建設状況と今後の新しい発電能力造成計画を確かめながら、水力発電所の建設と道の自立的な経済的基盤を一層強化するための貴重な教示を与えた。

金正恩総書記は、江原道の人民が地域の経済発展と物質・文化生活の向上において最も必須の電力問題解決の確固たる展望を開いた奇跡の力を一層倍加して朝鮮式の社会主義建設の勝利的前進のための歴史的闘争の先鋒に立って引き続き旗印を掲げていくものとの期待と確信を表明した。

党中央の大いなる愛と信頼を受けた江原道の全ての活動家と勤労者は、瞬間の停滞も知らない継続革新、連続跳躍の気概を力強くとどろかし、自立的な経済発展と人民生活の向上に寄与する繁栄の実体をより多く打ち建てることで、自力更生先駆者道の栄誉を限りなく輝かせていくという燃えるような誓いを立てた。

党と政府の指導幹部の参加の下で盛大に行われた淮陽軍民発電所の竣工式は、自力更生の威力をもって社会主義の全面的発展の広々とした地平を力強く開いていくべきだというわが党の思想と政策の正当性と生命力をはっきり実証し、自分の力を信じて自分の手で将来を開拓していく道に百年の大計の興隆・繁栄があるという自信を百倍にした意義深い契機である。－－－