歴史的な朝ロ平壌首脳対面と包括的戦略パートナーシップ条約締結1周年に際する宴会

【平壌6月20日発朝鮮中央通信】歴史的な朝ロ平壌首脳対面と朝鮮民主主義人民共和国とロシア連邦間の包括的戦略パートナーシップ条約締結1周年に際して、朝鮮民主主義人民共和国外務省と駐朝ロシア大使館が共催した宴会が19日に行われた。

朝鮮民主主義人民共和国の崔善姫外相と朝鮮労働党中央委員会の趙甬元、李煕用の両書記、朝鮮民主主義人民共和国の努光鉄国防相をはじめ党と政府、軍部の指導幹部、党中央委員会、省、武力機関の幹部が宴会に参加した。

アレクサンドル・マツェゴラロシア大使と大使館員が参加した。

宴会では、崔善姫外相が演説した。

崔善姫外相は、全世界が未曽有の激変を体験している重大な時期に、両国関係の新たな戦略的進路を確定し、その勝利を確信させる新しい国家間条約が誕生したのは朝ロ両国の国家元首の卓越した先見の明と果敢な決断力、老練な指導力がもたらした立派な結実であると述べた。

また、朝ロ両国間に包括的戦略パートナーシップ条約が締結されたことで、伝統的な両国の友好関係が最も強固な不敗の同盟関係、戦友関係の軌道に確固と乗り、いかなる挑戦や難関の中でも二国間関係をしっかり保証できる強力かつ威力ある法的基盤が築かれたことに言及した。

そして、新たな国家間条約の精神に基づきロシア連邦と各分野にわたって多面的に、緊密に協力し、両国人民の絶え間ない福利と美しい未来のために朝ロ関係の発展を力強く促そうとする朝鮮民主主義人民共和国政府の立場は不変であると強調した。

崔善姫外相は、一大全盛期を迎えた朝ロ間の同盟関係が今後も変わることなく引き続き継承され、友好の新たなページを開く荘厳な道程で結ばれた両国間の戦闘的友誼が両国人民と次世代のより明るい未来を約束するものとの確信を表明した。

ついで、アレクサンドル・マツェゴラ大使が演説した。

マツェゴラ大使は、1年前、平壌でロシア連邦と朝鮮民主主義人民共和国の関係を高い段階に押し上げ、完全に新たな特色を付与した条約が締結されたことに触れ、ここ数十年の歴史に両国がこれほど親しく、深い相互理解と信頼が存在した時期はかつてなかったと述べた。

また、ロ朝関係の強固さは両国人民の優秀な息子たちが肩を組んで共同の敵との苛烈な戦いを繰り広げ、勝利を収めた血のにじむ戦争の炎の中で検証され、強化されたとし、ロシアは自分の祖国を守るようにクルスク州の戦場で奇跡的な英雄主義を発揮し、軍旗を不滅の栄光で輝かせた朝鮮人民軍軍人の偉勲を永遠に忘れないと強調した。

そして、誰も、ロ朝両国が最も親しい国家であり、同盟関係が両国人民の根本利益に合致し、未来を志向し、平等と自主権尊重に基づいた新しくて正義の世界秩序の建設に目的を置いていることを疑わないと述べた。

マツェゴラ大使は、両国の指導者が示した二国間関係発展の課題が立ちはだかるあらゆる障害を乗り越え、必ず実現されることで、ロ朝関係が一層有意義でダイナミックに発展するものとの確信を表明した。

宴会の参加者は、朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長の健康を祈って、ロシア連邦のウラジーミル・V・プーチン大統領の健康を祈って、朝ロ両国人民の不敗の同盟関係の絶え間ない強化・発展のために乾杯した。

宴会は、同志的友愛と友好の情溢れる雰囲気の中で行われた。---

www.kcna.kp (2025.06.20.)