駐ロ朝鮮大使館が祝宴催す

【平壌10月14日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党創立80周年に際して駐ロ朝鮮大使館が9日、祝宴を催した。

宴会には、ロシア共産党中央委員会のゲンナジー・ジュガーノフ委員長、国家会議のイワン・メリニコフ第1副議長、国防省のアンドレイ・ブルイガ次官、内務省のビタリー・シュリカ次官とロシアの国家会議、連邦会議、外務省、国防省、内務省、平和・統一党、朝鮮民主主義人民共和国との友好および文化協力ロシア協会、21世紀管弦楽団、タス通信社をはじめ政党、政府、議会、団体、機関の人士が招待された。

申紅哲駐ロ朝鮮大使と大使館員が参加した。

参加者はまず、偉大な領袖金日成主席と偉大な指導者金正日国防委員長が共に居る英姿を描いた美術作品に花籠と花束を献じてあいさつした。

続けて、金日成主席と金正日国防委員長の貴い革命的生涯と敬愛する金正恩総書記が朝ロ友好関係の発展に積み上げた不滅の業績を盛り込んだ写真、そして不世出の偉人たちの古典的著作、わが共和国の不抜の威力と誇らしい発展ぶりを見せる写真を見て回った。

宴会では、演説が行われた。

朝鮮大使は、朝鮮労働党が創立当初からこんにちに至る長きにわたる期間、老練かつ洗練された指導で一心団結の不敗の力を百倍にし、自主、自立、自衛の強国建設の道を開拓してきたことに言及した。

また、圧制と専横が乱舞する現在の世界で最強の国家防衛力を備蓄し、わが共和国の尊厳と地位を最上の域に引き上げ、国家主権と発展環境、安全利益をしっかり守っていることこそ、朝鮮労働党が積み上げた業績の中の最大の業績であると強調した。

国家会議の第1副議長は、朝鮮労働党の確たる政治的意志、不屈の闘争がなかったなら朝鮮民主主義人民共和国もなかったはずだと述べた。

また、金正恩総書記の指導の下、朝鮮労働党は人民大衆第一主義を一貫して具現し、全面的な国家発展路線を頑強に実践している、朝鮮が積極的に推進している「地方発展20×10政策」は世界の大きな耳目を引いていると強調し、次のように続けた。

ロシアにとって朝鮮との関係が世界的な議題の一端ではなく、両国人民の利益に合致する戦略的な国家政策方向であることは現実が証明している。

プーチン大統領は、両国関係について特殊な信頼関係、友好関係、同盟関係であると明らかにした。

クルスク地域解放作戦に参加した朝鮮人民軍の軍人を感謝の念を抱いて追憶し、戦場で犠牲になった英雄たちに敬意を表する。

国防省の次官は、今、ロ朝間の兄弟の関係が各分野で積極的に拡大しているとし、次のように述べた。

両国首脳間の厚い信頼は、二国間関係を力強く発展させている。

ロ朝友好関係が両国人民の福利に即して発展し、相互協力と戦闘的友誼の誇らしい伝統が引き続き受け継がれるものと確信する。

宴会の参加者は、朝鮮民主主義人民共和国の金正恩国務委員長の健康を祈って、ロシア連邦のウラジーミル・V・プーチン大統領の健康を祈って、朝ロ友好・協力関係の強化・発展のために乾杯した。

一方、朝鮮労働党創立80周年に際してロシアのウラジオストクとハバロフスク駐在朝鮮代表部も3、9の両日、宴会を催した。---

www.kcna.kp (2025.10.14.)