白頭山の気概を抱いている山岳美の代表者―白頭の霊峰
【平壌2月10日発朝鮮中央通信】白頭の霊峰は、標高2600メートル以上の高峰が急な絶壁を成して屏風のように白頭山天池を囲んでそびえている。
山容の壮大さと奇妙さ、限りなく広げられた樹林によって見るほど神々しくて神秘の境地にひたるようにする。
白頭の霊峰は、数回にわたる噴出活動と陥没作用によって現在のような壮大な山容を成した。
古書には、白頭の霊峰が一つの巨大な玉石を加工して立てたように奇妙な姿を呈している上に、広い天池湖畔の爽快な景色と調和してさらに壮観を成すと記されている。
景観学的から見るとき、峰の数は210余りである。
白頭の霊峰で一番高くてわが国の最高峰である将軍峰(2750メートル)がそびえており、それから北東方に約1キロ離れた所には嚮導峰(2712メートル)が、将軍峰から南西方に約1キロ離れた所にはヘッパル峰(2719メートル)がそびえている。
これらの峰は、高さが2700メートル以上で、白頭山の3大峰と呼ばれている。
白頭山将軍峰は、天然記念物に登録されている。
嚮導峰は、その姿と荘厳な気概が不思議なほど将軍峰と類似している。
朝早く嚮導峰に登頂して東方を眺めれば壮快な白頭山の日の出が美しく迫り、南方を眺めれば千里樹海の地平線が限りなく繰り広げられる。
そして、北西方を眺めれば清くて青い天池が一目に見渡される。
このほかにも、白頭の霊峰には数多くの峰が異彩を放つ景観を繰り広げており、白頭山の山林限界線である標高2000メートル以下に大原始林が千古の密林の海を成している。
このように、白頭の霊峰は白頭山の気概を抱いている山岳美の代表者である。---
www.kcna.kp (2025.02.10.)