【平壌10月24日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党の指導に絶対忠誠をもって従うわが軍特有の思想的・精神的優越性と集団的英雄主義、無比の勇猛と気概をもって海外軍事作戦で不滅の偉勲を立てた朝鮮民主主義人民共和国の誇らしい参戦英雄たちの永生を祈願する戦闘偉勲記念館が首都平壌に建立される。
兄弟のロシア連邦のクルスク州を解放するための軍事作戦で共和国武力の戦闘員が血と生命をもって積み上げた戦果と赫々たる軍功は、チュチェの建軍史と反帝革命闘争史に特記すべき奇跡の勝戦神話であり、血をもって結ばれ、一層強固になる朝ロ関係の不敗性を誇示し、両国の存立と発展、限りない繁栄の礎石に込められた巨大な功績である。
強者の偉大な名声と勝利者の栄光をとどろかせた海外作戦部隊の戦闘員を英雄の中の英雄に、祖国の名誉の代表者として時代の絶頂に押し立てた金正恩総書記は、参戦勇士たちの高潔な犠牲的精神と伝説的武勲を後世に末永く伝える戦闘偉勲記念館の建設を発起し、現代的な平壌を象徴する和盛地区に自ら敷地を定め、精鋭の建設部隊を編成する特別措置を取った。
偉大なわが国家の不滅さと無窮の繁栄を念願して二つとない生命をためらわずにささげて戦った英雄戦士たちの高貴な魂を名誉の壇上に誉れ高く押し上げる聖なる殿堂、時代的大記念碑の着工は、参戦勇士たちに対するわが党と国家、人民の限りない感謝と崇高な道徳・信義の精華であり、われわれの時代の英雄精神をより高い境地へと昇華させる意義深い政治的契機である。
海外軍事作戦戦闘偉勲記念館建設の着工式が10月23日、厳かに挙行された。
着工式場には、歴史に前例のない戦闘力でわが軍の不屈の気質と戦闘精神を見せた参戦勇士たちへの限りない尊敬と敬虔(けいけん)な追憶が熱く流れていた。
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が着工式に出席した。
朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長である党中央委員会の朴正天書記、朝鮮民主主義人民共和国の努光鉄国防相、朝鮮民主主義人民共和国の崔善姫外相をはじめ党と政府、武力機関の指導幹部、海外軍事作戦参戦者と烈士の遺族、省、中央機関の責任幹部、朝鮮人民軍の各級大連合部隊、連合部隊の指揮官、軍人建設者、青年学生が参加した。
アレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使と大使館員が参加した。
金正恩総書記が着工式場に到着すると、全ての参加者は熱烈な血縁の情で参戦英雄たちの高貴な生を誉れ高く輝かせ、崇高な愛と信義の大経綸を実現していく慈父を仰いで感激の歓呼の声を上げた。
各級建設部隊の指揮官が、金正恩総書記を迎えた。
金正恩総書記が意義深い演説を行った。
金正恩総書記は、今日われわれは朝鮮人民の優れた息子であり正義の守護者である海外作戦部隊の英雄と戦没者たちの輝かしい生を末永く伝えるための戦闘偉勲記念館建設の鍬入れをする着工儀式を行うことになるとし、参戦軍人たちがいかなる報酬や代価も望まず異国の戦場に向かって力強い歩みを踏み出したその日からこの1年間に収めた偉大な勝利と伝説的な勲功、戦闘偉勲記念館の建立が持つ歴史的意義に言及した。
金正恩総書記は、この建設によってわが国家の首都には過去の戦勝と今日の戦勝を証明する二つの記念館が位置することになる、これはわれわれがあれほど誇り高く押し立て、常に尊敬する戦勝世代の守護精神と不屈の英雄主義がどの一つの時代に止まったものではなく、70余年の長きにわたってしっかりと受け継がれ、より高い境地へと培養されて、その偉大な年代、その英雄的な世代の敬意を受けていることを実証していると述べた。
金正恩総書記は、永遠に変わらないわが国家の強大さに対する歴史の証明、まさにこれがこの記念館に刻み付けるべき不滅の意味であるとし、高価な鮮血で朝ロ親善の百年の大計を保証した戦闘的友誼の年代は偉大な英雄たちの高貴な魂を持ってさらに力強く流れるであろうし、正義かつ強大な両国の力と勝利の偉大なページは引き続き誇らしく記されるであろうと確言した。
金正恩総書記が演説を終えると、朝鮮民主主義人民共和国の国歌とロシア連邦の国歌が荘重に奏楽された。
金正恩総書記が建設の着工を記念して党と政府、武力機関の指導幹部と共に鍬入れを行った。
最も正義の偉業、最も正義の国家、最も正義の人民のためにささげられた生はとわに生き続けるという高貴な哲理を改めて刻み付けさせる着工式場に、再びとどろく「万歳!」のかん声が上がり、10月の空にこだました。
金正恩総書記は、着工式に参加した海外軍事作戦参戦軍人たちと対面し、愛の大きな懐に温かく抱きながら健康を回復した彼らを力強く激励した。
偉大な総帥と戦士たちの間に高潔な肉親の情を分かち合う心温まるシーンが流れる着工式場は、大きな感激と激情で沸き返った。
金正恩総書記は、限りない感謝の気持ちで涙する参戦烈士の遺族に深甚なる敬意を表した。
金正恩総書記は、戦闘偉勲記念館の形成案を見て各級建設部隊の指揮官に会った。
金正恩総書記は、建設部隊の将兵が朝鮮人民軍の偉大な新しい歴史を創造し、わが国家の戦勝史に栄光に輝く新しいページを記した参戦勇士たちの偉勲を後世に末永く伝えていく聖なる事業に参加するという誇りと栄誉、同志的信義を深く刻み付けて、わが軍と人民の英雄主義と愛国の魂を育む殿堂を立派に打ち建てるものとの信頼と期待を表した。
全ての軍人建設者は、偉大な党中央の崇高な意と念願を胸深く刻み付け、戦闘偉勲記念館の建設でわが軍の戦闘的気質と創造気概を余すところなく示すという燃えるような決意を固めた。
強大なわが国家の不滅の尊厳と無窮の隆盛・繁栄のために、わが人民の誉れ高い栄光と子孫万代の幸福のために青春も生命も惜しみなくささげた偉大な金正恩時代の参戦英雄たちの高潔な生は、永遠に消えない祖国の星として末永く輝くであろう。---
www.kcna.kp (2025.10.24.)