三池淵観光地区に新設のホテルが竣工

【平壌12月23日発朝鮮中央通信】偉大な党中央の直接的な発起と精力的な指導によって、わが国の北部山間都市の典型、ユニークな四季山岳観光地としてその魅力的な姿を一段と一新している三池淵市に、近代的なホテルが新しく立ち上がって竣工した。

小白水、イカル、ポッナム、青峰をはじめとする三池淵地区特有の象徴的な名と共に白頭山の大自然と美しく調和した独特な建築美とユニークなサービス機能を備えて立ち上がった各ホテルは、内容と形式の全ての面で大衆サービス拠点の新しい境地を切り開いたわれわれの時代の誇るべき建造物である。

三池淵観光地区に立ち上がった5つのホテルの竣工式が12月20、21の両日、それぞれ行われた。

敬愛する金正恩総書記が20日、イカルホテルと密営ホテルの竣工式に出席した。

金正恩総書記が到着すると、全ての参加者はわが人民を世界で最も尊厳あり、何うらやむもののない人民に押し立てようとする燃えるような宿願を抱いて昼夜を分かたぬ思索と献身をもって朝鮮式社会主義の明るい未来を手繰り寄せる金正恩総書記を仰いでとどろく歓呼の声を上げた。

省、中央機関、武力機関の活動家と三池淵市の活動家、ホテルの従業員が竣工式に参加した。

竣工式では演説が行われた。

演説者たちは、自然の神秘さだけでは描き出せない美しいシーンが広がっている白頭大地の変革のために金正恩総書記が注いできた心血と費やした労苦について述べ、今回、完工したホテルは白頭山から北胞胎山、南胞胎山を包括する大規模観光地区の出現を予告する意義深い建造物であると語った。

また、三池淵市が遠からず魅力的な山岳観光地区、人民の文化休養地として有名になるものとの確信を表明し、ホテルの竣工を宣布した。

続けて、ホテルの竣工を記念する儀式が行われた。

金正恩総書記は、参加者と共にイカルホテルと密営ホテルを見て回った。

金正恩総書記は、ホテルの寝室と内部にこぎれいに設けられた文化休息の空間など、商業および給食サービス施設を見て回りながら、全ての要素が自己の固有の魅力が生かされるよう実用性と多様性、造形化と芸術化が高い水準で具現された、三池淵市にこのように立派な大衆サービス拠点が立ち上がったことをうれしく思うと述べた。

金正恩総書記は、国の観光文化を確立し、観光産業を活性化していく上でホテルが占める位置と役割の重要性に言及し、観光業を発展させる上でサービス施設も重要だが基本はサービスの質だ、ホテルはサービス能力とサービス係の専門家的実力を高めるための活動に優先的な力を入れなければならないと述べた。

そのためには、国家的なサービス専門家養成システムを一層拡大・強化することが必須の課題とされると述べ、来客の多様な要求を円滑に満たすことのできる新たなサービス業種も積極的に開発すべきだと指摘した。

金正恩総書記は、首都と地方の至る所で急進的な発展と変遷の新たなページを連綿と記していくとともに、観光名所に現代文明の実体を大々的にうち建てること自体がわが人民の高まる理想とわが国家の発展潜在力に対する明確な証明であると述べ、三池淵市を国の観光文化を代表する革新的な文明都市として一層立派に改変させていく揺るぎない意志を披歴した。

金正恩総書記は、ホテルの活動家と従業員が受け持った業務で成果を収めるものとの期待と確信を表明し、ホテルの繁盛を願った。

21日、小白水ホテル、青峰ホテル、ポッナムホテルの竣工式が行われた。

竣工式の参加者は、来客のさまざまな好みを満たすことのできる清潔なルームと豊かな文化生活環境を提供する多様なサービス施設、室内と屋外に四季のいつでも美しい情緒と清新な活力を与える温泉場が設けられたホテルのあちこちを見て回った。

また、人民のためのことに全てを絶対服従させていく金正恩総書記の崇高な意と頑強な決行力によって一年が異なるように変貌する祖国の驚異的な現実と人民の生活の中により近く迫ってくる新しい文明の躍動を深く体感した。

三池淵市の力強い変革ぶりを誇示する近代的なホテルの竣工は、金正恩総書記の偉大な指導の下、全面的興隆・発展の高い段階に向かって滞りなく前進するわが国家の洋々たる気概と世界的な名勝として一層光を放つ白頭山地区の明るい展望を鮮明に描き出している。---

www.kcna.kp (2025.12.23.)