朝中総理会談

【平壌10月12日発朝鮮中央通信】朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理(朝鮮労働党政治局常務委員)と中華人民共和国の李強国務院総理(中国共産党政治局常務委員)との会談が11日、平壌の万寿台議事堂で行われた。

会談には、わが方から朝鮮労働党中央委員会政治局委員候補である党中央委員会の金成男国際部長、朝鮮民主主義人民共和国のチョン・ミョンス内閣副総理をはじめ当該の活動家が陪席した。

相手側から、中華人民共和国国務委員兼国務院秘書長の呉政隆氏、中国共産党中央委員会の柳海星対外連絡部長をはじめ中華人民共和国党および政府代表団員が陪席した。

朴泰成総理は、中華人民共和国党および政府代表団の訪朝が朝中両国の友好関係をより一層強化し、発展させる上で重要な契機となるとし、友好の新しい局面を絶えず開拓していこうとする朝鮮労働党と政府の変わらない立場を表明した。

また、台湾問題をはじめ核心利益をしっかり守り、社会主義偉業を前進させるための中国の党と政府の政策と立場を確固と支持するとし、中国同志たちと共に覇権主義に反対し、公正な国際秩序と平和を共同で守っていくであろうと強調した。

李強総理は、中国共産党と中華人民共和国政府、中国人民を代表して朝鮮労働党創立80周年を今一度熱烈に祝い、国際情勢がいかに変わろうと伝統的な中朝友好関係を立派に強固にし、立派に守り、立派に発展させていくのは中国の党と政府の確固たる立場であると述べた。

また、中朝双方が両国の社会主義偉業を積極的に促し、多国間の舞台で相互支持・声援しながら国際的公平と正義を実現する用意を表明した。

会談では、朝中最高指導者たちの崇高な意に従って両党、両国間の戦略的意思疎通を強化し、各分野で交流と協力を促すための諸問題が討議された。

会談は、同志的かつ友好的な雰囲気の中で行われた。

朝鮮労働党中央委員会と朝鮮民主主義人民共和国政府は同日、中華人民共和国党および政府代表団を歓迎して宴会を催した。---

www.kcna.kp (2025.10.12.)