朝鮮労働党中央委員会第9期第2回総会拡大会議に関する報道

【平壌6月23日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第9回大会が打ち出した戦略的課題と新たな5カ年計画遂行の突破口を切り開くべき要の2026年度の党および国家政策実行状況を中間総括し、下半期の活動の中心と闘争方向を確定し、社会主義建設の全般を安定的かつ持続的な発展軌道に乗せる上で切実な懸案を討議、決定するための党中央委員会第9期第2回総会が6月20日から22日まで行われた。

総会は、党中央指導機関のメンバーと共に中央と地方の指導的機関の責任幹部、重要工場と企業所の党、行政責任幹部、朝鮮人民軍主要指揮官が出席する拡大会議の方式で行われた。

朝鮮労働党総書記である金正恩同志が総会を司会した。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員と政治局委員で執行部が構成された。

総会で上程、討議された議題は、次の通り。

1.2026年度の主要党および国家政策実行状況の中間総括について

2.石炭工業をもり立て、全国の炭鉱の村を変革させることについて

3.市・郡人民委員会の役割を強めるための一連の措置について

4.組織問題

総会は、上半期の党および国家政策実行状況に関する報告を聴取し、審議した。

党中央委員会は、第9回党大会の決定貫徹のための闘いの責任あるスタートとなる2026年上半期に、社会主義建設の各方面で達成された重要な成果と国家社会全般の主導的流れとなっている党員と勤労者の倍加した発奮力と前進気勢について肯定的に評価した。

総会は、わが党の百戦百勝の指導力と戦闘力の根本保証である革命的な思想精神と闘争原則を守り抜き、全ての部門、全ての単位が全面的発展期の時代的要求をしっかり具現し、上半期に露呈した一部の欠点と否定的弊害を最初から克服し根絶しながら、新しい革新の気概、継続的な変化の推移を不断に高揚させなければならないと強調した。

総会は、新たな展望計画期間、党と国家の重要戦略事業として選定された石炭工業部門の技術的・文化的更新を徹底的に実行するための対策が反映された報告と討論を聴取した。

報告者と討論者は、石炭工業部門をもり立てるための対策が新たな5カ年計画完遂の難問を成功裏に解決し、われわれの経済の安定的かつ持続的な発展を保証する最も現実的な措置であることについて一致して強調した。

特に、全国の炭鉱地区を完全に一新、大変革させるという構想は勤労する人民への限りない愛と絶対的奉仕で一貫した金正恩同志の崇高な人民観、人民大衆第一主義政治の立派な具現であり、最も革命的な政策であり、金正恩同志だけが下すことのできる勇断であると全面的な支持・賛同を表した。

報告者と討論者は、石炭工業地区で起きる壮大な変化は国家の興隆と繁栄、人民の福利のために闘うわれわれの幹部の眼識と姿勢がどうあるべきかを今一度はっきり刻み付けさせていると述べ、金正恩同志の崇高な意を寸分の違いもない実践と継続的な結果をもってささえていくことを総会の前で厳かに誓った。

金正恩総書記は、全国が変革し進歩する時代に、石炭工業部門に残っている世紀的な立ち遅れを払拭する問題は新たな5カ年計画の成功裏の完遂だけでなく、国家経済の展望的発展のための次の中長期計画の遂行においても重要な意義を持つ戦略的問題であり、わが党が炭鉱労働者とした約束であり、遅滞なく展開すべき差し迫った課題であると強調し、「地方発展20×10政策」対象の建設と共に石炭工業部門の全般を技術的に、文化的に変革させるもう一つの新しい戦線を展開するための方向的問題に言及した。

金正恩総書記は、わが党が現段階で石炭工業の発展に関連して特別に重視し、力を入れるべき課題は炭田の主人であり、生産の担当者である炭鉱労働者の住宅問題を決定的に解決することであると述べ、全国の炭鉱の村を改変させる事業は全国の農村住宅を改変させることに劣らず壮大かつ膨大な大建設事業であり、地方の発展を成し遂げるための闘いで重要な部分を占める新しい領域であるため、始めから気構えを強くし、綿密な企画と準備を先行させなければならないと強調した。

そのためには炭鉱地区建設指揮部を中央と各道にしっかり設け、設計と施工の陣容を固め、設備と資材、輸送の保障のような準備を着実に進めて来年から本格的な工事に着手すべきであると言及した。

金正恩総書記は、この建設闘争は人民経済の生命線を守って革命の各年代に貴い汗と熱情を惜しみなくささげてきた炭鉱労働者のために行い、石炭工業の全般を3大革命化する重要工程になるべきであると強調し、炭鉱地区の特性と現代性、先進性の要求に即して住宅と公共の建物の設計を立派にする問題、天聖青年炭鉱を現代化した標準の炭鉱に整え、同地区を炭鉱文化の新しいモデルに改変させるための事業を強く展開する問題をはじめ、同事業の成功裏の実行を裏付けるための具体的な課題を示した。

総会は、石炭工業部門の技術的・文化的更新が工業の展望問題の解決を加速化し、経済の全般を急速に成長させる上で重要な歴史的意義を持ち、最も先進的な労働者階級の新しい生活、新しい文化が時代の中心にはっきり位置付く大慶事、党第9期に人民が最も喜び、歓迎するわが国家の新しい変化となるであろうと確信し、金正恩総書記の革命的な構想と意図を必ず立派な現実に転換させる全党の揺るぎない意志を確認した。

総会は、各市・郡人民委員会が朝鮮式社会主義建設の新たな発展段階を地域別に力強く主導できるよう活動体系と秩序を合理的に整然と立て、実践的要求に即して当該の権能を強化するための対策を研究した状況を聴取し、審議した。

総会では、国の全面的発展を裏付ける戦略的とりでである市・郡の自立的かつ多角的な成長を牽引する主権的・行政的実行機関である人民委員会の機能と役割を画期的に向上させるための問題を重要党会議の独立議題として設定した党の意図に反して対策研究過程に露呈した偏向が批判、総括された。

本総会は、審議に提出された対策的問題が党中央の政策的意図と党の原則に合致するように研究、作成されたと認めた。

総会では、組織問題が討議された。

朝鮮労働党中央委員会の委員、委員候補を召還および補欠選挙した。

ハン・サンマン、クォン・ソンファンの両氏を党中央委員会委員候補から委員に補欠選挙し、キム・ヨンウル氏を党中央委員会委員に直接補欠選挙した。

白銀鉄、リ・ユンス、チェ・チョルウン、コ・ハンソブ、チャン・ギョンナムの各氏を党中央委員会委員候補に補欠選挙した。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員を召還した。

職務変動によって金才龍氏を党中央委員会政治局常務委員会委員から召還した。

朝鮮労働党中央委員会政治局委員候補を召還および補欠選挙した。

リ・ホリム氏を党中央委員会政治局委員候補に補欠選挙した。

朝鮮労働党中央委員会書記を召還および選挙した。

金才龍氏を党中央委員会書記から解任した。

金正恩総書記は、最高人民会議常任委員会の趙甬元委員長を召還して党中央委員会書記に選挙することを本総会に提議した。

共和国憲法第6章第90条に基づいた朝鮮民主主義人民共和国国務委員長権能行使による金正恩総書記の幹部転任提議は、党中央委員会委員の全員賛成で可決した。

憲法第6章第96条によって、最高人民会議常任委員会委員長は今後招集される最高人民会議で選挙され、憲法第99条に基づいて常任委員会副委員長が最高人民会議の休会中の常任委員会の活動を司るようになる。

朝鮮労働党中央委員会の部長を解任および任命した。

金才龍、韓光相の両氏を党中央委員会部長から解任し、趙甬元氏を組織指導部長に、リ・ホリム氏を軽工業部長に任命した。

朝鮮労働党中央軍事委員会は、人民軍総政治局のパク・フィチョル組織副局長(少将)の不正腐敗容疑を調査するために同氏を法機関に送検することを決定し、キム・ヨンウル少将を総政治局組織副局長に新しく任命することを決定した。

総会では、現段階における党および国家政策の方向と今後の短期的および中長期的な闘争課題を明らかにした金正恩総書記の重要結語があった。

金正恩総書記は、党大会が打ち出した5カ年の展望目標を成功裏に達成する上で要となる今年の闘いの性格と意義に言及し、新しい段階の発展方向と計画目標を確定し、全党と全人民をその実行へと総発動させるための必須の事業を策定、指導した第9期党中央委員会の上半期の活動状況と社会主義建設の各方面で収められた成果について概括した。

特に、党大会の決定に呼応したわれわれの労働者階級と青年の高揚した熱意と集団的な革新が今日の新しい発展の局面において非常に鼓舞的なものになっていることについて高く評価した。

金正恩総書記は、われわれは今、強靭な意志と堅忍不抜の闘いによってのみ切り抜けられる草分けの道を開拓しており、新たな展望目標を達成するために力強くスタートを切ったわれわれの闘いは今後の下半期に勇気と全力を尽くして今年に計画した課題を完璧に遂行してこそ、はじめて意味ある初の成果につながると述べ、全ての部門、全ての単位が第9回党大会の決定を体して新しい出発をした時のように、衝天した闘争気勢と高度の発奮力を堅持することについてもう一度強調した。

結語では、第9回党大会の決定貫徹の初年の闘いをより強力に推進する上での経済指導機関と人民経済部門の諸般の課題と実行方途が言及された。

これとともに、国家的に環境汚染を防止するための生態環境保護機関と法機関の役割を強め、各級災害防止機関の災害危機対応能力を高め、軽工業部門が消費財の質を改善し、近代的な軽工業部門の工場を建設する事業を計画的に推進することが重要に指摘された。

結語では、科学と文化の全ての部門が今年の活動計画、政策的課題を成功裏に完結するための闘いを力強く繰り広げて自分の分野の発展のための転換的な局面を開き、国家の興隆・繁栄と人民の福祉増進に積極的に寄与することが強調された。

金正恩総書記は結語で、国家防衛力を一層加速的に強化しようとするわが党と国家の確固不動の政策的立場を再宣明した。

今年に入っても、米国と韓国は地域内での兵力増強および近代化策動を日増しに露骨化し、韓国の原子力潜水艦保有まで推進しており、わが国家を正照準した軍事演習と偵察行為を時を構わず働き、朝鮮半島情勢を極度に悪化させている。

さらに危険なのは、米韓が核・在来式統合態勢など核要素を伴わせてわが共和国を攻撃するための核戦争機構である「核協議グループ」の軍事的謀議をまたもやこらしたことである。

これまで行われた6回にわたる謀議では、戦争の方式と任務の手順、訓練と運営要素に至るまで細分化、具体化された核戦争シナリオが作成されたが、これは朝鮮半島情勢を刻一刻核戦争の入り口に追い込んでいるこの機構の犯罪的性格に対する明確な反証である。

金正恩総書記は、帝国主義との対立が不可避である朝鮮革命の特殊性に言及し、現在の地政学的危機に対処して強力で絶対的に信頼できる自衛的抑止力をより拡大、強化するための活動を一層攻勢的に推進するというわが党と政府の確固不動の立場を改めて明白に宣明した。

総会は、共和国軍事主権の核心であり、戦争の抑止および遂行戦略の実行において中枢を成す核戦力を絶えず拡大、強化し、核保有国の地位を確実に行使することこそ、複合的に変化する予測不可能な国際軍事・政治形勢に主動的に、自信を持って対処する最も正確で唯一の道であることについて一様に認めた。

結語では、より精巧になった核技術がわれわれの戦争抑止力の展望的発展において果たす地位と役割が評価され、これに基づくより膨大で革新的かつ鼓舞的な計画が加速的に実行されるであろうと強調された。

金正恩総書記は、威力ある国防資産を一層増やす活動を引き続き滞りなく、徹頭徹尾われわれの方式で、世界を圧倒できる水準を目標にして強力に実行すべき課題を示した。

特に、党中央軍事委員会の4月4日の決定に従って行われる1万トン級の戦略誘導弾巡洋艦の建造に拍車をかけ、わが軍の戦闘力強化において大きな意義を持つ威力ある常用兵器を開発、生産するための闘いに大きな力を入れなければならない。

わが軍の核心戦闘力を強化する上で重要な役割を受け持っている各軍需工業企業所と重要軍需品指標生産企業所を新設および改修・近代化する計画を具体的に立て、年次別に強く推し進めなければならない。

結語では、人民軍各級の戦闘力向上に質的な変化をもたらすための諸般の課題が示された。

特に、各級党委員会と政治機関が軍人大衆の精神力を培養するための党政治活動を強化し、全ての軍人を党と祖国への限りない忠実性と確たる階級意識、主敵意識を身に付けた思想と信念の最強者としてしっかり育成することが重要に強調された。

結語では、現在推進中の南部国境要塞化工事を質的に完結し、海軍艦隊に新しい基地を建設することをはじめ、国家防衛力強化において必須の軍事基地、重要建設に力を入れることが指摘された。

金正恩総書記は、われわれの対敵闘争原則を堅持し、反帝・自主勢力との連合戦線を強化し、帝国主義の侵略と戦争策動に反対して揺るぎなく闘おうとするわが党と共和国政府の確固不動の対外政策的立場を改めて宣明した。

第2次世界大戦後、その前例のない覇権勢力の白昼強盗さながらで無制限の地政学的貪欲と力の乱用により、世界的範囲で普通の概念と常識では想像できない途方もない事件と出来事が後を絶たず、戦争と流血、政治・経済的不安定事態が普遍化されて自主勢力と支配勢力との陣営対決が加熱しているのが、極めて先鋭で可変的な現在の国際情勢の特徴である。

米国の無差別な強権行為がその追随勢力に非常に危険な影響を与え、その結果、欧州と中東の流血的な情勢が一層悪化する中、アジアの敗戦国である日本が現在の混乱した局面を軍事大国化を制限するあらゆる足かせを解く絶好のチャンスとし、公然と戦争国家へと変身していることによって国際社会の強力な反発と深刻な憂慮を掻き立てている。

米国第一主義とシオニズム、ウクライナのネオナチズムと日本軍国主義のような現代版の国粋主義が一層横行し、結託し合って全世界が戦争と流血惨劇に巻き込まれた一世紀前の残酷な状況を連想させる国際的な不安定事態をもたらし、国際法の上で特定国家の独断と専横がものを言う今日の現実は、われわれの全ての政策的選択と歩んできた道程がどれほど正しいのかを今一度確認させている。

金正恩総書記は、われわれは今日のこの複雑な情勢と厳然たる地政学的現実に顔を背ける権利がなく、また顔を背けてもいけないと述べ、力はすなわち国権であり国威である、わが国家の主権と安全は強い力によって鉄桶のごとく保証されてきたし、今後も不変である、このようなわれわれの見解には修正するところも補足するところもなく、これはわが党の長きにわたる反帝闘争史が下した総体的結論であると強調した。

対外活動部門は、全ての対外関係を国益守護と富国強兵に服従、志向させる立場に立って主動的に活気に満ちて展開しなければならない。

特に、韓国を最も敵対的な国家に公認したわが党の対敵闘争原則を堅持すべきである。

金正恩総書記は、各級党組織が大衆の底知れない力、思想精神力をことごとく発揚させることを党活動の根本核にとらえ、経済活動に対する党的指導を政治活動方法による指導に、方向的・方法的指導に確固と転換させ、党大会の決定貫徹の初年である今年の闘争課題の成功裏の完結を保証すべきであると言及した。

結語では、党第9期に石炭工業部門の世紀的変革を必ず成し遂げ、市・郡人民委員会の機能と役割を画期的に向上させる上で堅持すべき原則的問題が再三強調された。

金正恩総書記は、最も正当で聖なる理想の実現のために、常に高い目標を掲げて前進するわれわれには一年一年が大事で、その一年を成す月と日が大事であると述べ、みんなが偉大な創造と変革への誇らしい道程に祖国と人民に対する尽きない奉仕精神と革命偉業に対する限りない熱情を惜しみなく注いで一層力強く闘っていこうと熱烈に呼びかけた。

金正恩総書記の綱領的な演説は、満場の全幅的な支持を受けた。

総会で行った金正恩総書記の重要結語の全文は、党内本として出版されて各級党組織に配布される。

国家と人民のために採択した党決定の実行に譲歩なく徹底し、難関克服に動揺なく果敢であり、欠点と偏向の是正に躊躇(ちゅうちょ)せず断固である闘争気風と方式をもって新たな局面を切り開き、新たな変革を創造するという総会の基本精神に立脚して部門別協議会が党中央委員会政治局常務委員会委員らの指導の下で行われた。

朝鮮労働党中央委員会第9期第3回政治局会議が6月22日に招集された。

党中央委員会政治局は、部門別協議会で集団的討議を経て審議に提出した建設的な意見と重要建設関連予算審議組の活動報告を検討し、決定書草案を最終確定し、その結果を本総会に報告した。

総会は、決定書「石炭工業をもり立て、全国の炭鉱の村を現代的に改変させることについて」「市・郡人民委員会の機能と役割を強めるための対策を立てることについて」を一致可決で採択した。

朝鮮労働党中央委員会の2026年6月総会は、国家発展の肯定的推移を確固ととらえ、より科学的かつ攻勢的な前進方式と闘争原則、徹底した実行力をもって新たな段階の革新的目標を志向した今年の主要政策課題の成功裏の完結を実質的に保証し、共和国の絶対的尊厳と不可逆的地位を万般に一層強化するという党中央委員会の厳かな政治的意志と円熟した指導力をはっきり誇示した。---

www.kcna.kp (2026.06.23.)